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親知らずってなに?
親知らずとは、第3大臼歯または智歯(ちし)とも呼ばれ、
20歳前後に萠出する最後の歯です。
生まれつき、この歯を持たない方もおられます。
ですが、多くの方は、
進化の過程で人類が火を使い柔らかいものを食べるようになり、
顎骨が小さくなった影響により、
萠出しようにもスペースがないために一部分しか萠出しなかったり、
横に傾斜したり、顎骨の中に隠れたりします(埋伏歯と呼ばれる)
こうした親知らずによるトラブルとしては
痛みや腫れ(スペース不足により、周囲の大臼歯を圧迫)
智歯周囲炎(智歯の周囲はブラッシングしづらいため、細菌がたまり歯肉が炎症を起こす)
虫歯(智歯に棲み着いた虫歯菌が他の大臼歯にも繁殖する恐れ)
歯列不正(智歯が横に傾斜している場合、隣の歯が前に押し出されて、歯並びが悪くなる)
埋伏した智歯の周囲に嚢胞と呼ばれる膿の袋を形成し、骨を溶かす
などが挙げられます。
親知らずの有無や、抜歯する必要性があるかどうか、
パノラマ・レントゲンによる、画像診断をお勧め致します。
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