google-site-verification=mwB4m5FMStnxLlToDcKc2sSsj-a74aIlcuviItTdNYM フッ素ってなに? | サニーコート小平ビル歯科医院
top of page

フッ素ってなに?

フッ素は歯科ではフッ化物として虫歯治療や予防を目的に、
フッ素塗布フッ素入り歯磨き剤などに用いられます。
まず、歯の最表面のエナメル質は、
ハイドロキシアパタイトという成分でできており、
この成分が​酸によって溶ける脱灰と、
溶けたイオンを歯の表面に再沈着させる再石灰化のバランスが保たれていることで、虫歯から守られています。
歯科で用いられるフッ化物には2つの効能があります。
1つは、ハイドロキシアパタイトをフルオロアパタイトという
丈夫な結晶構造に変異させることです。
Ca10(PO4)6(OH)2 + 2F⁻(フッ素) ➜ Ca10(PO4)6F2 + 2OH⁻
これにより以前よりも酸に強い歯になります。
1016917.png

酸で歯が溶ける脱灰…

1667060005.png
2つめは、歯の再石灰化を促進し、虫歯の原因菌の持つ酵素の働きを弱め、歯垢による酸の産生を抑えることです。

カルシウムイオンが

​沈着する再石灰化!

ところで、患者さまの中にはフッ素に危ないイメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれませんが、フッ素は海藻、魚介類、緑茶、紅茶などにも含まれている自然界に広く分布する元素です。
ですので、微量で使用する分には安全とされています。
[フッ素入り歯磨き粉]
当医院推奨の歯磨き粉をご紹介致します。
フッ素入り歯磨き粉は、日本ではこれまで配合濃度1000ppmのものまで認可されていました。
また、WHOによると、この濃度が500ppm上昇するごとに、
虫歯の予防効果が6%高まるという研究結果が出されています。
一方で、500ppm未満の歯磨き粉には、明確なう蝕予防効果は認められていないそうです。
そして、2017年3月厚生労働省により、日本でも1500ppmまで認可されるようになりました。
ただし、1000ppm以上の歯磨き粉には、6歳未満の子どもには使用を控えさせるよう注意書きをすることが義務付けられています。
これは、小さいお子様は歯磨きの後、歯磨き粉を飲み込んでしまうことが予測され、その日常化により過剰摂取を招く恐れがあるためです。
ですが、大人の方がちゃんと吐き出される分には、口に残るフッ素量はお茶と同等程度とされています。
1667060003.png

研磨剤なしで、​フッ素入りの

歯磨き粉がお勧めです!

[シュミテクト トゥルーホワイト]
こちらは、フッ化物配合濃度1450ppmの歯磨き粉です。
また、研磨剤無配合で歯に優しくなっております。
研磨剤はお茶、コーヒー、タバコのヤニ等の着色汚れを引き起こす
ステインを落とすのがメリットですが、
歯を痛めてしまう恐れがあるのがデメリットです。
ですが、このシュミテクトには研磨剤の代わりに、ポリリン酸ナトリウムという色素沈着を化学的作用で防ぐ成分が入っているため、
​安心してお使い頂けます。
1967005015.png
[ライオン チェックアップジェル ]
こちらはお子様にお勧めのフッ素ジェルです。
ジェルは泡立ちにくいので磨き残した箇所がわかりやすく、
すすぎも簡単です。
​フッ化物配合濃度950ppmで虫歯予防効果も期待でき、
研磨剤無配合なため、安心してお使い頂けます。
またフレーバーも4種類あり、
お子様が歯磨きを楽しく思われること間違いなしです。
黄色のパッケージのバナナ味500ppmに抑えられていますので、
入門用にお勧めです。
1967005017.png
582103.png
クラウン
クラウン

お子様にはすすぎが簡単な

​フッ素ジェルがお勧めです!

bottom of page